ISO/TC 8(船舶及び海洋技術専門委員会)総会概要

ISO/TC 8総会概要

概要

2008年10月28日~31日の期間で、第27回 ISO/TC 8 総会がイタリア国ソレントで開催されました。

 この会議には 14カ国(日本、米国、中国、デンマーク、ドイツ、ギリシャ、イタリア、韓国、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン及び英国)及び4機関(IMO、ISO中央事務局、ASIS、ISRA)から合計48名が参加し、日本(日本船舶技術研究協会)からは、独立行政法人海上技術安全研究所 吉田 公一 氏(TC 8/SC 2 議長)、東京海洋大学副学長 今津 隼馬 氏(TC 8/SC 6 議長)に出席いただくと共に、本会から、常務理事 矢萩 強志(TC 8/SC 9 議長)、冨永 恵仁(TC 8/SC 9 幹事)、長谷川 幸生(TC 8/SC 6 幹事)が出席しました。

また、このTC 8本会議の開催期間中の10月29日に ISO/TC 8 セミナー、10月31日に第47回諮問グループ(Advisory Group)会議が開催されました。

主な内容

10月28日より31日までの間、イタリア国ソレントにおいて開催された第27回ISO/TC 8総会の主な審議結果は、以下のとおりです。

【概要】
◆ ISO/TC 8傘下の11のSub-Committee(SC)(分科委員会)の再編が行われ、7つのSCに整理・統合
◆ 2008年10月6日から10日まで開催されたIMO第58回海洋環境保護委員会(MEPC 58)において、MEPC58からその策定の必要性を拒否されたシップリサイクルマネジメントシステム規格(ISO 30000~30004)については、ISO独自として作業を継続。ただし、IMOにおいて、条約(シップリサイクル)及び関連のガイドラインが確定した時点で、規格を見直す旨、合意
◆ Under Water Noise(船舶からの海中ノイズ)のTerminology及びMeasurementに関するISO standardを早急に作成する。その作業は、SC2にTask Forceを設置して推進
◆ サプライチェーンセキュリティマネジメントシステムを定めるISO 28000Seriesの新しい規格として、Non-SOLAS船を対象とした港湾セキュリティ(Port Security for smaller port and vessels)に関する標準化をTC 8直属WGで検討を進めることを決定
◆ SC11に対して次回のAGまでに、「Short Sea Shipping (SSS)」関連ISO規格の全体構成(structure)提示を要請

ISO会議開催状況