ISO/TC8/SC1 大阪会議概要

ISO/TC8/SC1 大阪会議概要

概要

IMO/DE(国際海事機関/設計・設備小委員会)及びIMO/FP(国際海事機関/防火小委員会)と密接に関連するISO/TC8/SC1(救命及び防火分科委員会)、同WG1(救命作業委員会)、同WG3(防火作業委員会)の会議が、2008年5月28~30日に、大阪市において本会主催のもと開催されました。

日本の代表(日本船舶技術研究協会)として、吉田公一氏(独立行政法人海上技術安全研究所)、太田進氏(独立行政法人海上技術安全研究所)、板垣恒夫氏(製品安全評価センター/救命及び防火分科会長)、平岡達弘氏(製品安全評価センター)、平原祐氏(日本船舶技術研究協会)が出席しました。

主な内容

本会議では、前回のストックホルム会議の結果を反映し、日本が提案しプロジェクト・リーダーを務めている「ISO7240-26 オイルミスト感知装置」、「ISO 23269船用呼吸具シリーズ」「ISO 22488 船舶用消防員装具」の制定・発行を推進すべく、審議を行いました。

また、救命筏・進水装置の整備員の認定に関する新規作業項目についても審議が行われた。その結果、我が国の意見のとおり、IMOで既に同様の指針が作成されたことに鑑み、ISO規格の作成は中止することを決定しました。

ISO会議開催状況