1．概要

　⽇本船舶技術研究協会では、国⼟交通省海事局船舶産業課からの受託事業として、⺠間事業者や関係団体とともに船舶産業におけるサプライチェーンの最適化に向けた調査事業に取り組んでいます。

　本事業では、①サプライチェーン上の課題調査や課題解決に向けた⽅策の検討・実証に加えて、②サプライチェーンを含む⾼度なデータ連携・活⽤に関して⽬指すべき将来像と実現に向けた具体的な⽅策（アクションプランなど）について造船・舶⽤⼯業双⽅の関係者や学識有識者が参加する委員会（委員⻑ 九州⼤学⼤学院 篠⽥ 教授）で検討を行いました。

　セミナーには、企業・団体などから200名を超える方々が参加され、実証事業・篠田委員長による委員会活動の成果報告とともに、東京大学 青山教授による特別講演が行われました。また、セミナーの後半では、検討委員会の篠田委員長、赤島委員（日本造船工業会）、谷川委員（日本中小型造船工業会）、廣瀬委員（日本舶用工業会）と国土交通省今井船舶産業課長による船舶産業デジタルトランスフォーメーション・サプライチェーン最適化実現に向けた今後の展望等を討論するパネルディスカッションを行いました。

　セミナーでの成果報告資料・講演資料は、日本船舶技術研究協会のホームページから入手することができますので、ぜひご活用ください。

○セミナー資料の掲載先

https://www.jstra.jp/seminar/2023/03/post-11.html

2．添付資料

添付資料1 成果報告セミナー　プログラム

添付資料２ 船舶産業サプライチェーンの最適化に向けた調査事業の概要・委員会名簿

【本件のお問い合わせ先】

研究開発グループ　田中・井下（いのした）

TEL：03-5575-6428、E-mail：rdu@jstra.jp

　　成果報告セミナー会場　　　　　　　パネルディスカッション

①商流環境の改善(日本造船工業会)　　②生産環境の改善(大島造船所)

③物流環境の改善(佐川急便･三菱造船)　④設計情報等の連携(NDES･JMU･今治造船)　　　

⑤建造情報の連携(川崎重工･今治造船)　⑥高度データ連携の戦略(アクセンチュア)