会議開催報告

ISO/TC 8/SC 3(配管及び機械分科委員会)

 
担当 ISO/IEC/JIS
開催日時 2021年9月8日
場所 Webにて開催
概要

ISO/TC 8/SC 3(配管及び機械分科会)*の総会が、日本、中国、デンマーク、韓国、米国およびISO/TC 67/SC 7(海洋構造物分科委員会)の5ヵ国1リエゾンから22名の参加のもと、2021年9月8日(水)20:00~22:30(日本時間)にWEB(Zoom)で開催され、今次会合には、我が国から2名が出席しました。
*: ISO/TC 8(船舶及び海洋技術専門委員会)は、ISOのうち、外航船、漁船及びトロウラー、内陸航行船、海洋構造物、船から岸へのインターフェイス、並びにIMO要件に基づく全ての他の海洋構造物の建造及びオペレーションに使用される配管及び機械の設計、建造、装置及び技術の標準化を担当
今次会合では、ISO/TC 8/SC 3及び傘下WGsからの年次報告が確認されました。また、主に以下の事項を決定及び報告されました。
(1)ISO 15364:2021(貨物タンク用PV弁及び貨物タンクへの火炎侵入防止装置)に関するIMO(国際海事機関)SSE(船舶設備小委員会)へのISO提案文書の提出(Resolution 258)
 ケミカルタンカー及び油/ケミカルタンカーの貨物タンクに備えられる火炎の侵入を防ぐ装置の設計、試験及び配置を規定しているMSC Circ.677で同ISO規格の2000年版を引用しているため、2021年版への引用変更を求めるISO提案文書を2022年2月28日~3月4日開催予定のIMO/SSE 8へ提出する提案をTC 8議長へ行う。
(2)代替燃料に対応した新しい金属材料による配管及び機械部品に関する新規提案の奨励(Resolution 263)
 メタノールやエタノールを燃料とする船舶の建造に関する暫定ガイドラインMSC.1/Circ.1622を考慮のうえ、液化ガスを大量に運ぶ船舶およびガス又は他の低引火点燃料を用いる船舶における極低温に対応した新しい金属材料を用いた配管及び機械部品に関する新規提案をSC 3加盟国へ奨励する。
(3)液化水素船の液化水素貯留タンクの試験方法の標準化(韓国提案予定)の将来提案予定の確認
 韓国は、海洋環境に関連する規制が厳しくなる中、液化水素船の液化水素貯留タンクの試験方法に関する具体的な指針が策定されていないことや、タンクの火災・爆発事故が発生していることを背景として、将来ISO提案候補として、液化水素船の液化水素貯留タンクの試験方法の標準化を計画していることを報告しました。

今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ(https://www.jstra.jp/member/)をご参照ください。

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