第4 回 ISO/TC 8/WG 14 会議が、2020 年10 月27／28 日（当初予定は10 月27～30 日）にオンライン（Zoom）開催されました。この会議には7 カ国（日本、中国、韓国、パナマ、スペイン、英国、米国）から26 名が参加し、日本からは3 名が出席しました。

　WG 14 は、2017 年9 月開催の第36 回ISO/TC 8 総会決議367 に基づき設立された委員会であり、IMO（国際海事機関）に於ける船員の確保に向けた取り組みを支援するため、海事教育と訓練に関する国際規格の作成を目的とし、WG 議長には前TC 8 議長（米国）が就任しています。

　また、国連による、持続可能な開発目標(SDGs)の目標5「ジェンダー（性別）の平等を実現」を受けたIMO の取組みの支援も念頭に女性のプロジェクトリーダーのもと、これらの課題に取り組む活動にも着手しています。

　更には、2019 年9 月開催の第38 回ISO/TC 8 総会での審議の結果、TC 8 の業務範囲が見直され、海事教育及び訓練に関する記載が明記されるなど、将来的に作業の拡張が考えられる分野です。

　今回会議では、今後の国内対応に資するための情報収集を行いました。その他、10 月29 日にWG 14 コンビーナ及びプロジェクトリーダーに出席者を限定した会議を開催しました。

今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ（https://www.jstra.jp/member/）をご参照ください。