ISO/TC 8（船舶及び海洋技術専門委員会）＊1 の第39 回総会が、14カ国及び3機関から約70名の参加のもと、2020年9月21日～23日にWEB（Zoom）で開催されました。
参加国：米国、英国、日本、中国、韓国、フィンランド、デンマーク、ドイツ、フランス、インド、イラン、パナマ、ノルウェー、カナダ（計14カ国）
参加機関：BIMCO（ボルチック国際海運協議会）、IMO、IACS（国際船級協会連合）、（計3機関）
＊1= ISO/TC 8（船舶及び海洋技術専門委員会）は、ISO のうち、海事産業界全般に亘る国際標準を担当する専門委員会で、具体的には、外航船、内航船、及び沖合構造物その他海洋構造物を含む、船舶に関連した設計、建造、構成部材、ぎ装部品、装置、方法及び技術、並びに海洋環境関係の標準化を推進しています。TC の総会では標準化方針の検討等戦略に特化した審議が行われ、実際の国際規格の作成は傘下のSC/WG に付託されています。
今次会合では、ISO/TC 8 の活動に関する年次報告の内容が確認された他、海洋環境保護や海洋開発の観点における講演セッションが設けられ、出席者間において、現状の課題及び将来的な標準化の候補案件について、活発な情報・意見交換が行われ、我が国からは10名が出席しました。

今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ（https://www.jstra.jp/member/）をご参照ください。