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SR研究の成果
 
SR802
「先進的海洋・造船塗装の開発研究」
(平成15~17年度、3ヶ年計画)
日本財団の助成事業として平成15年度から3カ年計画で実施中(事業の構想は、独立行政法人海上技術安全研究所)
 大気に放出された塗料中の揮発性有機物質(VOC , Volatile Organic Compound)は、発癌性や光化学スモッグの原因物質になることが指摘され、PRTR(Pollutant Release and Transfer Register、有害物質の排出と移動量の登録制度、(H14.4.1から都道府県に届け出義務)で有害物質に指定されている。
 又、平成16年2月3日、中央環境審議会も、「施設からの排出量を、一定規模以上の施設に対し、平成22年度までに現状よりも3割削減する」目標を決定し、環境庁に答申したため、環境省は「大気汚染防止法」の改正案を今国会に提出することとなり造船各社も本塗料の開発に強い関心を寄せている。
 船舶の塗装は量も多く、大気開放状態で使用されることから揮発性有機物質を使用しない塗料が求められてきたが、塗膜強度、塗布の均一性、塗装効率、耐久性等の面で解決すべき課題も多い。
 研究では、現存する塗料と同等の性能を維持した上で、VOCの使用量が最小となるような海洋・船舶用塗料を開発すると共に、この塗料のための塗装機器を開発することにより塗装作業の効率化と経済性の向上を図るものである。
 15年度は、実船に近い状態でVOCの揮発量をとらえ、新しい塗料の設計に着手すると共に、各種の塗料マシンについても基本性能を確認した。
 16年度は、具体的な塗料の研究開発に入ると共に高粘度塗料の散布に対応した塗装機械の開発と製作、静電付着方法の検討、各種試験機材の製作等を実施する。
 
 
研究対象:
VOCを使用しない船舶用塗料の開発、塗料の塗布方式 ( 静電付着等 ) の開発、塗装機械の開発 ( 高粘度塗料、塗布直前の化学重合対応型等)
 
目 的:
環境対策 (環境省がVOC規制を法制化の見込み)
 
メリット:
環境負荷の低減 (目標:無溶剤型塗料:50g/l , 無溶剤が困難な船
底塗料:200g/l、塗装方法の改善と組み合わせ従来の1/4以下を目指す)
 
参加機関 (参加会員等6機関) :
(独)海上技術安全研究所、日本ペイントマリン、日立化成工業、旭サナック、ユニバーサル造船、中国塗料 (部会長:松岡 海上技術安全研究所研究統括主管)
 
 


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