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国際海運における温室効果ガス(GHG)削減技術に関する研究開発

―15件の開発事業がスタート―

 

(一財)日本船舶技術研究協会は、2008年度より、国際海運からのGHG排出量を削減するための技術開発及び枠組づくりに積極的に取り組んできております。

特に、技術開発に関しては、個船ベースでGHG排出量を30%削減することを可能とするための技術の確立を目指して、2008年度に実施したフィージビリティ・スタディの結果、削減効果について高い評価を受けた18件に加え、2009年度に追加で選定された6件の計24件について、日本財団のご支援をいただき、今年度から4ヶ年計画で国と連携して研究開発を支援(開発経費の13を負担)していくこととしております。

今般、24件のうち事業開始の準備の整った15件について、国からの補助金交付決定に合わせて、開発者と当協会との間で共同研究契約を締結し、事業をスタートいたしました。

残りの9件については、予算上、追加の措置を講じた上で、6月以降すみやかにスタートさせていく予定です。

これらの事業が今後順調に進展し、所期の成果が得られるよう、当協会としても引き続き積極的に対応して参ります。

 

今般スタートした15件の事業の概要

カテゴリー

開発者

(海運関係の協力者)

事業概要

船型開発

名村造船所、大島造船所

空荷時に積載するバラスト水を少なくし、推進効率を高める船型の開発

IHIMUIHI

二重反転プロペラの効率を有効に高める船型の開発

内海造船

波浪中の抵抗増加の少ないコンテナ船向け船首形状の開発

IHIMUIHI、ディーゼルユナイテッド

省エネコンテナ船の開発

摩擦抵抗

低減

造船会社等10*

水中の船体を気泡で覆って船体の摩擦抵抗を低減する技術(空気潤滑法)の開発

三菱重工業、日本郵船(MTI、日之出郵船)

空気潤滑法による船体摩擦抵抗低減技術の浅喫水2軸船による実船実証

プロペラ効率向上

ナカシマプロペラ(MTI、辰巳商會、ジェネック、四国フェリー)

プロペラ中心部の渦の低減・プロペラ翼面積比の減少による高効率プロペラの開発

新来島どっく

プロペラ前後の流れを制御・活用しプロペラ効率を向上する省エネ付加装置の開発

ディーゼル機関効率向上

廃熱回収

三井造船

大型低速ディーゼル機関の燃焼最適化技術の開発

ヤンマー

小型ディーゼル機関の高効率廃熱回収システムの開発

新潟原動機

小型デュアルフュエルディーゼル機関*の開発

運航・操船

効率化

ユニバーサル造船(商船三井、川崎汽船)

気象・海象データをもとにした最適航路選定システムの開発

日本郵船、MTI

船舶の運航情報、港湾での荷役待等の滞船情報をもとに最適の運航管理を行うシステムの開発

日本郵船、MTI、日本海洋科学

在来型自動車運搬船と同等以上の操船性能を有する自動車運搬船操船システムの開発

大島造船所

風や海流等の中で、最もロスの少ない最適操船情報を提供するシステムの開発

* IHIMU、今治造船、MTI、大島造船所、川崎造船、住友重機械マリンエンジニアリング、ツネイシホールディングス、三井造船、三菱重工業、ユニバーサル造船

*2 デュアルフューエル機関とは、重油とガスの両方の燃料を切り替えによって使用できる機関のこと

 
 


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