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2006年7月11日
一般財団法人日本船舶技術研究協会


「GBSセミナー」開催報告

2006年7月11日(火)14:00~17:00に、当協会は、『GBSセミナー』、日本財団ビル2階大会議室にて開催いたしました。 現在IMOで審議中であるGBSに関し、次のようなテーマ毎に講演が行われました。

テーマ1 GBSに関する全体の動向について
矢尾 哲也 氏大阪大学教授、MP1プロジェクト・マネージャー

テーマ2 Safety Level Approach, SAFEDOR*について
吉田 公一 氏sora (独)海上技術安全研究所 国際連携センター長

テーマ3 CSRとGBSの関係と今後の方向性について
小西  熙 氏 sora(財)日本海事協会 船級部 部長

テーマ4  GBSのあるべき方向性について<海運業界の視点から>
横田 健二 氏sora (株)商船三井 技術部長

テーマ5 GBSの造船業界への具体的な影響ついて
北村  欧 氏sora三菱重工業(株)船舶・海洋事業本部
船舶技術部 商船計画グループ 主席技師

* SAFEDORDesign, Operation and Regulation for SAFEty):ヨーロッパの海事産業の競争力強化のために立ち上げた欧州のプロジェクト。期間 2005~2008年。予算 2千万ユーロ(業界が40%負担)。参加団体・機関 53。https://www.safedor.org/

空1990年前後に続発したばら積み貨物船の沈没事故、さらにその後に続いたナホトカ号、エリカ号やプレティージ号の折損沈没・油流出事故など、度重なる重大な海難事故の発生に対応して、現在IMO(国際海事機関)では、船舶の安全基準体系の抜本的な見直しが検討されています。 船舶の安全性確保に関しては、現行のSOLAS条約には、船舶は主管庁によって認められた船級協会の構造、機械及び電気的要件に従って設計・建造されなければならないと規定されていますが、これら船級協会の基準等についてもIMOが一定の関与を行うべきとの合意が形成され、まずは手始めとして、船体構造基準について、GBS-NSC(Goal-Based Standards for new ship construction:目標指向型新造船船体構造基準)としてその枠組みが形成されつつあります。 一方では、IACS(国際船級協会)は、この動きと並行し、独自にCSR(統一構造規則)を作成したところです。

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ご講演頂いた方々(左から、矢尾氏、吉田氏、小西氏、横田氏、北村氏)

空今後このGBSの枠組みの下で、CSRを含む従来の船舶構造基準等の抜本的な見直しが行われ、関係業界にも大きな影響が及ぶ可能性があると考えられており、最近の極めて関心の高いテーマとなっています。 このような中、当協会では、昨年度より、(財)日本財団の助成事業として「次世代船舶構造基準に関する調査研究(MP1)」を実施しているところです。
この度、『GBSセミナー』を開催し、GBSに関し我が国で中心的役割を担っていらっしゃる専門家の方々より、GBSの動向及び今後の方向性等について、それぞれの視点からご講演頂いたところ、造船・海運業界、政府関係者、船級協会、学会等から、100名を超える多数の方々にご来聴頂きました。
[当会HP 会員専用コーナーから講演資料を見ることができます。]

空本セミナー開催にあたり、多大なご支援・ご協力を頂きました日本財団をはじめとする関係団体、ご講演者及びご来聴頂いた皆様に改めて厚く御礼申し上げます。

 
 


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