「塗装基準に係る調査研究報告会」のご案内
IMOにおいて精力的に検討が続けられてきたバラストタンクの塗装基準については、昨年12月の国際海事機関(IMO)第82回海上安全委員会(MSC82)において採択され、ひとつの大きな区切りを迎えました。世界的に多発したバルクキャリアー及びタンカーの事故を背景として、欧州発によるバラストタンクの塗装基準強制化の議論は、主にIMOの場を主戦場として各国、各分野の利害が衝突する場面があるなど、従来の船舶の安全基準に関する議論とは趣の違った展開を見せました。海事産業に多大な影響のある本件については、当協会においても早期にこれに特化した調査研究を立ち上げ、各界の英知を結集して戦略的対応を図ってまいりました。現在は、2008年7月のバラストタンク塗装基準の発効に向けて残された課題に取り組んでいるところです。 また、IMOでは、バラストタンクの塗装基準にとどまらず、ボイドスペース、カーゴタンクの塗装に関しても既に議論が始められており、関係業界にも大きな影響が及ぶ可能性があると考えております。 日本財団の助成金の交付を受けて実施しております、これら塗装基準に関する調査研究活動につきまして、皆様にご紹介させていただくとともに、塗装基準に係る関係者から最新の関連情報をご報告いただくことを目的として下記の要領で報告会を開催することといたしました。皆様方からの忌憚のないご意見をいただき、今後の調査研究活動に反映させて参る所存ですので、万障お繰り合わせのうえ、ご参加いただけますようご案内申し上げます。

記
1.日時及び場所
(1)第1回目(東京) 日時:2月15日(木) 13:30~17:00 場所:日本自転車会館 3号館ホール(東京都港区赤坂1-9-15、下記参照)
(2)第2回目(大阪) 日時:2月21日(水) 13:30~17:00 場所:チサンホテル新大阪 2階 会議室No.1 (大阪市淀川区西中島6-2-19、下記参照)
2.参加費
無 料 (2月8日(木)までに別紙参加申込書にて、 Email:info@jstra.jpまでメールにてお申し込み下さい。定員約150名、申し込み先着順とさせていただきます。)
3.プログラム
受付開始(13:00)
開会(13:30)
主催者挨拶 (一財)日本船舶技術研究協会 理事長 津田 尚輝
テーマ1.「塗装基準をめぐる国際動向及び我が国の対応」 国土交通省 海事局 安全基準課 国際基準調整官 平原 祐
テーマ2.「塗装基準に係る船技協の活動」 (一財)日本船舶技術研究協会 主任研究員 今井 新
テーマ3.「IACS及びNKとしての塗装基準の解釈及び検証実施方針」 (財)日本海事協会 検査技術部長 松井 敏友
― 休憩 ―
テーマ4.「塗装基準対応の塗料と塗装システム」 (社)日本塗料工業会 国際部 藤原 治郎
テーマ5.「塗装に係る船技協の研究開発プロジェクトの計画・方針」 (一財)日本船舶技術研究協会 国際戦略チームリーダ ー 宮本 武
閉会(17:00頃)
◎ お問い合わせ先: (一財)日本船舶技術研究協会 基準・規格グループ 今井 Tel:03-3502-2277 Fax: 03-3504-2350 E-mail : info@jstra.jp
日本自転車会館 案内図
所在地 |
〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目9番15号 日本自転車会館 (3号館ホール) ※ 入口が1号館側と3号館側にございますが、下図を参照に3号館側の入口を利用して頂けますようお願い致します。 |
総合案内 |
TEL:03-3582-3322 FAX:03-3582-3337 |

1 |
地下鉄銀座線「虎ノ門駅」 3番出口より徒歩6分 |
2 |
地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」 9番出口より徒歩6分 |
3 |
地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」 3番出口より徒歩7分 |
チサンホテル新大阪 案内図
所在地 |
〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-2-19 |
総合案内 |
TEL: 06-6302-5571 FAX: 06-6305-0083 |

1 |
JR新大阪駅から徒歩7分 |
2 |
地下鉄御堂筋線新大阪駅から徒歩5分、西中島南方駅から徒歩5分 |
3 |
阪急京都線南方駅から徒歩5分 |
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