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SR研究の成果
 
SR803
多量水噴射によるNOx低減技術の開発研究
(平成15~17年度の3カ年計画)
1.開発研究の目的
 船舶から排出されるNOx・SOxなどの海洋環境防止条約による規制は、来年6月頃に発効の見込みとなっている。本条約は5年毎の見直しが行われ規定が含まれており、発効と同時に一層厳しい次期規制の検討が開始されることが予想されている ( 図1参照)。
 低速の大型2サイクル ディーゼル機関は燃料の燃焼エネルギーを最大限利用するため低回転で燃焼温度も高く、それ故NOxの発生量も多いため熱効率の低下を避けながらNOx の発生量を低減させることは技術的に難しい課題である。
 本研究は、低速大型2サイクルエンジンを対象に、最大で燃料の80%に相当する水を噴射し、熱効率の低下を最小限(3%以下)に押さえながらNOxを世界最高レベルである3.5g/kWh(米国環境庁等が07年以降に規制すべきである主張している提唱値)まで低減するものである。なお、3.5g/kWhは、機関回転数130m-1以下で80%低減に相当する。
 
 
2.開発研究計画
 3年間の開発研究計画の内容は以下の4段階を予定している。
  1. シミュレーションソフトによるパラメータ計算
  2. 可視化実験機関・簡易定容燃焼器による検証試験
  3. 単筒実験機による検証試験
  4. 実用機による検証試験
初年度である15年度は、その第一段階と、第二段階の一部が終了した段階ではあるが、シミュレーション計算の結果では、目標値に入る結果が得られた( 図2)。また、新たに開発された計算手法は、今後水の最も有効な噴射法の発見に強力な武器となることが期待されている。
 
 



 
 
3.開発研究予算 (日本財団助成額)
 15年度:48,800千円(34,200千円)
 16年度:80,000千円(48,000千円)
 17年度:未定
 
 
4.参加機関 (8機関):
 三菱重工業(株)、三井造船(株)、九州大学(熱機関工学研究室)、日本エヌ・ユー・エス(株)、(株)ナブコ、日本内燃機連合会、ユニバーサル造船(株)、(財)日本海事協会
 
 


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