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   「IMO 塗装性能基準に対応した鋼材表面処理規準」の出版のお知らせ

IMOバラストタンク等塗装性能基準(PSPC)が2006年12月採択され、2008年7月1日以降に新造船契約した船舶から同基準が適用されることとなりました。

(一財)日本船舶技術研究協会としましては、「船舶の構造破壊防止に係る基準に関する調査研究」プロジェクトとして、日本財団の助成を受け、防食関係の専門家等からなる委員会を設置して、IMOでの塗装基準の策定から塗装基準の円滑な実施に向けたガイドラインの作成、日本の提案や主張を裏付ける技術的な調査研究、海外機関との調整等の活動を進めてきました。

 
2007年度事業の一環としては、塗装検査の現場での混乱を極力排除することを目的として、造船業における溶接、焼け、白さび等の実態に対して、それらがPSPCに適合するために要求される塗装下地処理グレードを実例写真で示したガイダンスを作成しました。この度、この写真集が「IMO 塗装性能基準に対応した鋼材表面処理規準」として以下のとおり出版されることになりましたのでご案内いたします。
 
 
書 名:Standard for the Preparation of Steel Substrates for PSPC - 2008
発売元:海文堂出版
発行日:2008年6月5日
定 価:12,600円(税込)
 

  

 Standard for the Preparation of Steel Substrates for PSPC 2008IMO 塗装性能基準に対応した鋼材表面処理規準)」について

IMOバラストタンク等塗装性能基準(PSPC)では、塗装前の下地処理に係る要件として、洗浄度についてISO8501-1に定められているSa2.5(ブラスト)やSt3(パワーツール)等のグレードを満たすこととされていますが、当該ISO規格には、平面板の処理についての写真が参照用標本として掲載されているのみで、造船業における溶接、焼け、白さび等の実態に即したものになっておらず、造船所における塗装や検査の現場での混乱が生じることが懸念されています。

 
このため、船技協では、NACE又はFROSIOの資格を有する塗装検査員を含む塗装業界、造船業界、海運業界、研究機関、大学、船級からなる専門家グループを結成し、同グループが合意し、実用的に参照しうる標準下地処理写真集を作成しました。この度、その成果物が海文堂出版から出版されることになりました。
 
この写真集では、船体ブロックの組み立て後や接合後の塗装過程の二次表面処理における典型的な33の事例を取り上げ、その内、PSPCにおいて特定のグレードが示されているものについては以下の状態の写真事例を掲載してあります。
 
― 表面処理の前の状態
― PSPCの要件に適合するとされた表面処理の後の状態
― PSPCの水準よりも上位のグレードの表面処理の後の状態
 
また、PSPCにおいて特定のグレードが示されていないものについては、以下の状態の写真事例を掲載してあります。
 
― 表面処理の前の状態
― 推奨される水準の表面処理の後の状態
 
ご注意:本写真集に掲載した下地処理グレードは、現時点では、IMOやISO等で国際的な合意が得られたものではなく、PSPCへの適合性は塗装検査員の主観により判断されるものですが、本写真集の国際的な普及を通じて、国際的な認知を高め、将来的なスタンダード化を図っていく方針としています。
 
 
 


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